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放射線室

ご案内

放射線室では主に画像診断を目的とした検査や、血管造影(アンギオ)による検査、治療のサポートをおこなっています。

検査内容は一般撮影、CT、MRI、骨塩定量、X線透視による消化管撮影をおこなっています。
アンギオでは、脳、冠動脈(心臓)、腹部血管の検査、治療をおこなっています。

検査のご紹介

一般撮影

一般撮影はX線を利用して体内の骨や組織、臓器などの透過像を画像にして観察する検査です。胸部撮影では肺の状態や心臓の形態、大きさ等で診断します。腹部撮影では一部臓器の形態や、腸内ガスの状態、結石像などから診断します。骨の撮影では骨折はもちろん、関節の形や間隔などから病気を診断します。
また乳房撮影(マンモグラフィ)では触診ではわからない数ミリ程度の乳がんを捉えることが可能です。ここで撮影されたX線写真を元に、より詳しい検査が必要かどうか診断しています。

CT

CT検査はX線とコンピュータを用いて、輪切の画像を連続して写すことで身体(頭部、躯幹部、四肢)の内部構造を精密に調べる検査です。当院ではSIEMENS社製SOMATOM go.TopというCT装置を新しく導入し、今まで以上に被爆の低減と造影剤量の低減が可能となりました。息止めが困難な患者様にも対既存のSIEMENS社製 definition FLASH CT装置は短時間で広範囲に細かく撮影可能であり、応しております。また、心臓(冠動脈)の撮影もおこなえる装置となっております。

MRI

MRIは磁気共鳴断層画像診断装置のことで、強い磁石と電波を使って体のいろいろな角度から断層像を撮影します。MRIで使われる磁石や電波は、普通の場合は人体への影響はありません。ただし、心臓ペースメーカーや脳動脈クリップ等が体内に埋め込まれている場合はこの検査を受けることはできません。検査時間は通常、20-60分ほどかかります。
MRIの特徴として、CTでわからない早期の脳梗塞の発見や、造影剤を使わなくても血管を写し出すことが可能です。

骨塩定量

骨塩定量の検査とは、骨にX線を照射してその減弱の度合(吸収係数)を測定し、基準値と比較・校正して骨塩を求める検査で、主に骨粗鬆症の診断に用いられます。
骨粗鬆症になられた場合でも、通常のX線写真では骨塩量が30%以上低下しないと所見が表れないといわれています。X線で診断のつかない骨粗鬆症の診断の為、骨塩定量の検査が広く用いられるようになりました。検査は通常、5分程度で終了します。

血管造影(アンギオ)

アンギオとは、血管にカテーテルと呼ばれる管を挿入して、造影剤を管から流して撮影することです。当院では頭部(脳)、腹部(主に肝臓)、心臓(冠動脈)等の撮影検査をおこなっています。アンギオをおこなうことにより、動脈瘤やがん細胞、血管の狭窄等の大きさや位置を確認することができます。また、これらの病変に対してカテーテルによる治療(IVR)もおこなっています。この治療は外科的手術と異なり、胸や腹部を切開せずにおこなえるため、体への負担のとても少ないことが特徴です。

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