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薬剤室

まずは小さな施設でコツコツと ステップアップを確実に!


薬剤師募集

現在、業務の拡充に向けて薬剤師を募集しています。
当病院では、すでに他施設で行われている病棟業務が不十分です。確立された道を歩くことは何の変化もなく容易いことですが、自らの手で自院の特徴を生かした病棟業務を作っていきませんか。調剤業務を基本とした幅広い薬剤師業務を自分たちの手で作り上げていくことでの遣り甲斐や経験が、更に次世代へ受け継がれていきます。
薬剤師業務の構築・改革、そして知識や技術をフルに生かしてみませんか。
最後にも掲載していますが、詳細は当院HP募集案内をご覧ください。

また、このような薬剤室ですが他部門の方々や薬剤室OBがどのように見ているのか或いはどのように思っているのかを伺ってみました。その内容がこちらです。

各部門からの評価

医師から

少ない人数の中、頑張ってくれてありがたいと日々思っています。これからも薬剤師を増やすための良い条件が出せるよう協力を惜しまないつもりでいます。
薬剤師の力を十分に発揮し病院に貢献できるような環境を作るためにも、薬剤師の増員が必要なことを理解していますので、是非とも今以上の環境が整備できるよう期待しています。

看護師から

私たち看護師は薬剤師さんにもっとカンファレンスや回診に参加してほしいと思っています。また、薬の専門家として、最新の医薬品情報や副作用のチェックポイントなど、色々なことを相談したり教えてほしいことがあります。薬剤師さんが病棟に積極的に関わってもらえると患者さんのメリットだけではなく、病棟全体の医療安全にもつながります。もっともっと病棟に来てください!!。(看護師が薬剤師に望むこと)

医療技術部(リハビリから)

急性期治療を中心とする病院の役割への対応とともに、高齢化が進む地域特性に合わせた服薬サポートにも関われるように部署一丸となって取り組んでくれています。
リハビリ実施における患者の気になる状態や動作に対して薬の影響に関する相談にのってくれるなど、いつ伺っても活気のある室内の様子はとても頼もしく思っています。

事務部門から

人数が少なく業務が煩雑ですがとても頑張っている。
院内の組織や活動でリーダーシップを発揮してほしい部署ですが、今の人数だと厳しい状況だと感じています。ですが、雰囲気や人柄がよく、相談しやすいと思います。
人数が少ないですが、一人当たりの薬剤指導件数は多く、診療報酬上ありがたいと思います。
薬剤室が密室であり忙しさが他に伝わりにくいようです。その中、薬剤で間違いが許されない部署ですが、完璧に業務をこなしています。そのためか、完璧主義で融通が利かない印象もあります。役職者の活躍が目立ち、その他がおとなしく感じます。

薬剤室OBから

仕事終わりに職員専用温泉に浸かって帰宅していました。楽しかったです。
また、人員不足解消が当面の目標で中々叶わず大変でしたが、当院薬剤師は良く動いてくれました。フットワークは良かったですね。ただ、仕事での目標が立てづらく日々業務に追われていました。けれど、増員による業務拡大構想は常に持っており、今でも引き継がれていると思います。

医薬品卸さんから

薬剤助手さんが薬剤師の指示に従い、てきぱきと動いています。また、皆さんが業者に対して丁寧に声をかけてくださいます。エアシューターや音声付監査システムなどが特徴的だと思います。しかし、皆さん忙しい印象があり、声をかけにくい時がしばしばあります。

製薬メーカーMRさんから

数年来訪問していますが、薬剤室の雰囲気は皆さん仲よく(協力し合って)仕事をしている雰囲気は感じます。ただ気になるところは、一生懸命動いている(働いている)ところです。頑張ってやっていると思いますが。


このように色々と、感想を述べていただきました薬剤室の中を紹介していきたいと思います。

新人薬剤師の教育

毎月定期的に進捗状況を自己採点し、室長との面談をしていきます

***なお、中途採用薬剤師においても、別途スケジュールを用意しています。

薬剤室長からのご挨拶と薬剤室紹介

薬剤室長の井上です。伊東市民病院薬剤室ホームページを閲覧して頂き有難うございます。
当病院は、病床数:250床、診療科数:19診療科、職員数:434名、(2019.4月現在)の地域医療支援病院です。薬剤室では、電子カルテと調剤支援システムを導入し、GS-1コードを活用した注射調剤、抗がん剤調製など機械化が進んでいますが、薬剤師数が少ないこともあり病院薬剤師として納得できる活躍ができていない現状があります。その中でも医師や看護師をはじめ他職種と連携しチーム医療に参画しています。また、地域医療機関の薬剤師と合同勉強会を定期的に開催しコミュニケーションを図っています。
現在、病棟業務拡充のため病院薬剤師を募集しています。病院薬剤師として活躍したい貴方、一緒に働きましょう。

基本方針

1.医薬品の安定供給と品質を確保し、適正使用の推進に努めます。
2.チーム医療を担う一員として、薬剤管理指導等の臨床薬剤業務の充実を図ります。
3.最新の医薬品情報収集により、臨床のニーズあった情報を適切に提供し、医療の質向上に寄与します。

目標

業務の効率化と人材確保
・業務体制の定期的な見直し
・積極的な人財募集の検討(人は財産である)
薬剤師としての機能発揮
・医薬品情報の収集、整理、評価、提供に貢献
・臨床薬剤業務体制の充実と地域連携の強化

スタッフ紹介

薬剤師:9名(非常勤1名含) 薬剤助手:1名
     (20代~50代まで幅広く)

資格・認定:日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師:2名
       日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師:1名
       日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師:2名

       介護専門委員(ケアマネージャー):1名
       災害医療支援薬剤師:1名

出身大学:静岡県立大学、国際医療福祉大学、帝京大学、
東北医科薬科大学、新潟薬科大学、横浜薬科大学、等々

業務とその評価

当病院では95%以上の院外処方箋発行により、入院患者さん中心の業務を行っていますが、病棟業務が手薄になっており、今後の最重要課題となっています。
また、安全対策をすべての部門に施し、医療安全と業務の効率化に努めています。
業務内容はどの施設でも大差はありません。よくご存じかと思いますので、当病院における業務が他施設に比して、どの程度なのかをスケールを使って表してみました。

*標準:他施設と同等を基準とした
決して「これ」というものはありませんが、他施設に比して一部を除き標準的な業務が行われています。
現在少し出遅れている業務に焦点を合わせ、体制作りを検討しています。

業務

当病院では95%以上の院外処方箋発行により、入院患者さん中心の業務を行っていますが、病棟業務が手薄になっており、今後の最重要課題となっています。
また、安全対策をすべての部門に施し、医療安全と業務の効率化に努めています。

業務実績

項目1カ月実績1日平均実績
病床数*250床*
ベッド稼働率*78.6%*
外来院内処方箋発行枚数193.9枚6.4枚(救急含む)
外来院外処方箋枚数5175.1枚256枚
院外処方箋発行率96.4%
院外処方箋疑義件数151.2件7件
外来注射箋発行枚数1671.3枚55枚
入院注射箋発行枚数13487.1枚443枚
抗がん薬調製件数39.4件1.9件
無菌製剤調製件数25.3件1.2件
薬剤管理指導実施件数22.7件1.1件
TDM解析件数11.8件0.4件
持参薬鑑別件数147.4件4.8件
院内採用医薬品数*1177品目
後発医薬品品数数量シェア91.1%

※注射箋は1施行1枚にて計算(1患者1枚ではない)

調剤室

職員共有スペース

注射室

払出ボックス

注射処方箋と氏名ラベル

活動実績、他

勉強会開催

フィジコを使用した研修の様子

製薬メーカーによる医薬品説明会(2~3回/月)
 **「フィジカルアセスメント研修会」(静岡県病院薬剤師会東部支部開催)を当院シミュレーション研修センターにて年1回開催 
地域保険薬局薬剤師及び近隣病院薬剤師での漢方勉強会開催(年10回程度)
 Web講演会(1~2回/月)
 院内症例検討会(CPC)等参加
               等々

** シミュレーション研修センター
医師や看護師だけではなく、薬剤師も臨床の場で役立つ技術や知識の習得できます。
また、BLS(一次救命措置)、とっさの手当や予防に役立つ知識を学ぶこともできます。

救命措置の技術も習得できます
(参考:当院ホームページ、シュミレーションセンターより)

薬学生実務実習受け入れ実績(過去5年間)

  静岡県立大学    : 1名
  京都薬科大学    : 1名
  横浜薬科大学    : 3名

院内活動

チーム医療への参画
  各医療チームへの積極的な参加
 院内DMAT
  医師、看護師、薬剤師等がチームを組んで、災害支援活動を行っています。
 院内発表会
  年2回開催される多職種間での院内発表会で研究発表を行っています。
  2018年の発表内容
  ・手指消毒剤「ピュレルゴージョーⓇMHS」の使用を改めて考える
  ・入院患者の持参薬からみるアドヒアランス状況

院外活動

薬剤師1名が独立行政法人国際協力機構(JICA)の国際緊急援助隊医療チームに参加し、派遣に備えての研修等に参加しています。
主な派遣実績として
パキスタン地震(2005年)、ハイチ大地震(2010年)、パキスタン洪水(2010年)等での災害活動に従事しました。
災害に強い薬剤師育成にも力を入れられます。
また、国内各所属学会への参加、当院のグループ内地域医療振興協会でも学会があり、毎年参加しています。
静岡県病院薬剤師会では役員としても参加し、病院間の横の繋がりによる情報交換にも努めています。

東京ベイ・浦安市川医療センター薬剤師レジデントプログラムへの参加

令和3年4月より、東京ベイ・浦安市川医療センター薬剤師レジデントプログラムが開始されました。
この薬剤師レジデントプログラムは、EBMの実践できる薬剤師を育成し、どの地域においても標準的な医療を提供することで、日本の医療レベル向上に寄与することを目的に立ち上がりました。プログラムでは急性期病院のほか、慢性期・地域包括ケア病院や地域中核病院での研修も行うことで、どの医療ステージにおいても標準的な医療の提供につなげられる薬剤師となることを目指します。
レジデント薬剤師は、東京ベイ・浦安市川医療センターで半年間の研修を受けた後、当院および台東区立台東病院で研修します。
当院では、令和3年10月より、レジデント薬剤師1名が3カ月間の薬剤業務を通じて地域医療・災害時医療等を学びます。急性期の患者から社会的入院が必要となる患者など地域柄様々な患者に関わることになります。へき地での医療とは何か、高齢化社会の医療とは? 限られた資源の中で、患者や家族、個の選択を実現するためにはどうしたらよいか、当院での研修で体験して頂きたい内容です。

「院外処方箋における疑義照会プロトコール」の運用について

薬剤師による疑義照会は医薬品の適正使用上、重要な業務です。患者さん個々の病状や検査値を勘案した疑義照会・処方提案はますます重要となり、その件数も増えています。一方で、形式的な疑義照会はそれ以上に多くあり、患者・薬局薬剤師・処方医師それぞれのご負担となっている場合もあるかと存じます。
当院では、薬物治療管理の一環として、調剤上の典型的な変更に伴う疑義照会を減らし、 患者さんへの薬学的ケアの充実および処方医や保険薬局での負担軽減を図る目的で 「院外処方箋における疑義照会プロトコール」の運用を開始いたしました。

本プロトコールを適正に運用開始するにあたり、疑義照会簡素化の趣旨や各項目の内容について薬剤室担当者からの説明をお聞きいただいた上で、伊東市民病院と契約書を交わすことを必須条件としております。参画をご希望される場合には、伊東市民病院薬剤室(病院電話 0557-37-2626) までご連絡ください。

薬剤師募集のご案内

これからの新しい業務を構築していきたい、他施設に比して遅れている業務を自分たちの手で立ち上げていきたい、多くの医療スタッフとコミュニケーションを図り、技術を習得したい、医薬品の知識や技術を確実に習得していきたい  等々

自分たちの思いを実行していき、働きやすい環境を整備しようという志のある方を特に歓迎します。
 随時病院見学を受け入れておりますので、お気軽にご連絡ください。

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