第9回看護公開講座を開催しました
開催日 | 9月3日(水曜日) |
---|---|
内容 | 「がん検診」うけていますか? |
がん化学療法看護チーム 林 智春・村上栄子・大河美紀・沢田和美・鈴木美香・長谷川亜紀 |
がんによる死亡者数は36万人を超え、死亡原因の第1位を占めるようになりました。がんを早期に発見し、適切な治療をすれば治る可能性が高くなります。がん検診は、がんの死亡率を減少させることができる確実な方法です。
有効ながん検診
- 胃がん検診:胃X線検査 40歳以上毎年
- 大腸がん検診:便潜血 40歳以上毎年
- 肺がん検診:胸X線検査(喫煙者は喀痰細胞診併用)40歳以上毎年
- 子宮頸がん:細胞診 40歳以上 2年に1回
- 乳がん検診:マンモグラフィーと視触診の併用 20歳以上2年に1回
5つの健康習慣を実践することでがんになるリスクは半減します
禁煙 | 節酒 | 食生活 | 身体活動 | 適正体重の維持 |
---|
飲酒量、減塩・野菜・果物の摂取量、運動、体重の目安について
- 日本酒では1合、ビールでは大瓶1本、ワインではボトル1/3程度
- 食塩摂取量目安は男性9g未満、女性7.5g未満
- 野菜は小鉢で5皿、果物1皿、熱いものは冷ましてから食べる
- 18歳から64歳の身体活動は毎日60分、65歳以上の高齢者は毎日40分
- 適正体重 BMI=体重(kg)/身長2(m)
男性は21~27、女性は19~25の範囲で体重を管理
当院のがん化学療法チームの支援として、がんと診断され手術、抗がん剤治療を受ける患者さんが、治療を納得して不安を少しでも和げて治療に向かっていただくために話を聴くことからはじめています。
また、抗がん剤治療を受ける患者さんが、安全に確実・安楽に治療が受けられ、副作用の症状や対処法について指導や相談を行うことで治療が継続できるよう外来と病棟で情報を共有しながら行っています。
また、抗がん剤治療を受ける患者さんが、安全に確実・安楽に治療が受けられ、副作用の症状や対処法について指導や相談を行うことで治療が継続できるよう外来と病棟で情報を共有しながら行っています。
次回の開催案内
次回は、9月9日(火曜日)11時00分~11時30分
「がんの痛みを我慢しないで」緩和ケアチーム
どなたでもご自由に参加してください。お待ちしております。
「がんの痛みを我慢しないで」緩和ケアチーム
どなたでもご自由に参加してください。お待ちしております。